草コインのメモ
草コインが増えてきたので、個人的なメモを兼ねてまとめなおします。さらっとしか調べてないものを含めます。 (※メモです。間違っていましたらすぐに修正いたします)
決済系
- PAY TenX
- Bankera (ICO)
- MTL (dead project?)
- MCO
レンディング系
- LEND Ethlend
- SALT
- EVX Everex (東南アジアを拠点にマイクロファイナンス(ユーザー同士の送金や融資)のサービスを提供)
分散取引所(DEX)
- WAVES
- KMD (BarterDEX)
- ZRX 0x
- AST AirSwap
匿名系
- XMR Monero
- ZEC Zcash
- DASH
- NAV
- PIVX
- XVG Verge
投資系
- CND Cindicator
- ENG Enigma
- ICONOMI
- MLN Melonport
- IFT InvestFeed
- DDF (dead project?)
- TAAS
ギャンブル・ゲーム系
- VSL Vslice
- 1ST FirstBlood
- GAME GameCredits (やや不安)
○○のETH系
- STRAT
- LSK
- NEO
- QTM
- ICX ICON
スマートコントラクトを簡単に系
- WISH
- FUEL Etherparty
- CAT BlockCAT (dead project?)
Dappsプロジェクト
PoS通貨の孕む問題点(あとCasperについて)
PoS通貨のはらむ問題点について、
- コインの溜め込み問題
- Nothing at Stake
- Stake Grinding
- ロング・レンジ攻撃
などについてまとめました。 また、その対策としてEthererumで検討されているCasperについても少しだけまとめます。
コインの溜め込み問題
富める人が富む、という意見をよく聞くのですが、多分このことを指摘しているのでしょう。基本的にPoS通貨はコインが多い方が有利なので、コインを持ち続ける傾向になるわけです。
対策
Redd:Proof of Stake Velocity 古いコインの持ち分評価を低く計算する。
Nothing at Stake
PoW通貨の場合、ブロックチェーンを承認しようとする場合は計算コストがかかります。ですから複数にチェーンが分岐している場合においては、間違っているチェーンを承認しようとしてもその分計算資源を投入して、本気でコストをかけて計算しないといけないわけです。 PoS通貨の場合は違います。どのブロックチェーンのフォークに対してもブロック承認することに、大した計算資源は必要ありません。
言い換えるとこうです。
PoW通貨の場合は最も長いブロックチェーンを承認するインセンティブがあるわけですが(=無駄な計算コストをかけて間違ったフォークを承認するインセンティブはない)、PoS通貨の場合はむしろ、「全部のフォークを承認するほうがゲーム理論上賢い」となってしまうわけです。
対策
Nxt: 最新の720ブロックの再編成のみ可能で、それ以前のブロックは変更できないよう凍結されます。
Ethererum: Casper。(処罰のようなものだと認識しています)
Stake Grinding
ブロックチェーンの履歴を遡って、どこでステークを獲得するかを割り出して、次のブロックヘッダーを修正するという攻撃です。少量しか保有していなくでも可能です。 非現実的、とは言われているようですが、技術に明るくないので「どうして非現実的なのか」などが私には詳しくわかりませんでした。
対策
PeercoinやBlackcoin: "master" public keysを保有。
ロング・レンジ攻撃
これに至ってはよくわかりませんでした。 コインもデポジットもない"古い"鍵を持っている攻撃者が、その鍵を使って、コンセンサスの状態(バージョン)を書き換えるような攻撃を行うものだと認識しています。
対策
Ethererum: Casper(?)
対策として挙げられるCasperとは
CasperはPoWとPoSを併用するシステムです。 Casperでは、保有されているステークの50%以上を占めるバリデーターの連合体が、ブロックを無視して残りのバリデーターを検閲できるようです。 この検閲により、例えば不正な取引履歴を作ろうとした(ブロックの改竄など)ものに対してペナルティを与えることができるそうです。
Casperにも反論はあり、対案として経済的に重み付けされたビザンチン・フォールト・トレランスの使用を提案されているようですが……こちらも私は詳しくありません。
FirstBlood ノート
公開日:
2016年9月25日
公式サイト:
ホワイトペーパー:
https://coss.io/documents/white-papers/first-blood.pdf (公式リンクは現在無効?)
Bitcointalk(フォーラム):
https://bitcointalk.org/index.php?topic=1543891.0
https://github.com/firstbloodio
Blockchain Explorer:
https://etherscan.io/token/FirstBlood
FirstBlood / 1ST
First Bloodは、Ethereumブロックチェーン上の分散型Oracles(分散型データベース)によって構築される、eSports(Electric Sports/ゲーム対戦のことをeSportsという)のP2P競争ゲームプラットフォームを提供する暗号通貨プロジェクト。
eSportsのプラットフォーム
ゲームに参加する人間が互いにFirstBloodトークン(1ST)をベットすることでゲームは開始される。プレイヤーはプレイヤー自身に、観戦者はどちらが勝つかにベットすることが可能。
各マッチ結果は、各Witnessノードが、ゲームサーバーから直接取得したデータにより自動検証し、ゲームの勝者に報酬(1ST)を支払う仕組み。この時Witnessノードはトークン保有量にあわせて、ゲームのトーナメントの手数料配当がうけとれる、PoSのような仕組みを有している。
その結果に不服なプレイヤーは、JVP用手数料を支払うことで再審を申し立てることも可能で、その場合は分散型裁定システム(Jury Voting Portal/JVP)によりランダムに陪審員が選ばれる。選ばれた陪審員はどちらが勝ったか試合結果を投票して決まる(その後陪審員にはJVP用手数料が報酬として払われる)。
より公平なランキング制度
グローバルランキング
プレイヤーをランク付けする。 上位ランクのプレイヤーは、”メンター”として下位ランクのプレイヤーを教えることができる(その際1STトークンが報酬となる)。
マッチメイキングランキング(MMR)
各試合ごとに自動で調整。自分と同等程度のユーザー同士で試合・交流をすることが可能
ユーザー評価システム(URS)
不正なプレイヤーを罰するシステム。
デューデリジェンス・見積もり
ホワイトペーパーには以下のように仮定されています。
Assumption: Daily players play 1 game daily. FirstBlood customer conversion = 0.5%; Average stake per game = $5; FirstBlood’s fee = 5.0%; Potential daily revenue = Daily Players * 20% * 0.5% * $5 * 5.0%
Assumption: 20% of total playerbase play daily
対戦料金:
$5
プラットフォーム使用料:
5%
プレイヤー数/day:
38,600,000 (内、20%が1STトークンを賭けて戦う)
予想される収入:
38,600,000 * 賭けるプレイヤー20[%] * 1STが握るeSports市場シェア0.5[%] * 対戦料金$5 * プラットフォーム使用料5[%] * 365[日] = $3,522,250
時価総額:
$52,297,640 (2017/08/30現在)
バリュー投資法よろしく、FirstBloodが成長企業であると考えて、営業CF($3,522,250)の15倍=$52,833,750がプロジェクトの時価総額として妥当。
総評
投資先としては悪くないプロジェクトだと思います。
Ethereumのスマートコントラクトを使う部分は、資金のデポジット部分と配当だけで、技術的に難しい展望を描いているわけではありません。
開発陣も例えば、Augurのコア開発者Joey Krug氏がアドバイザーに入っていたり、問題のないように思われます。
今後のeSportsの発展なども鑑みると、結構有望なプロジェクトなのではないでしょうか、と個人的に思っています(0.5%しか市場シェアを取れないということはないと予想)。
→ 追記(2017/10/1)
FirstBloodの評価を下げます……。
こちらの記事の途中にある ICO product delivery - Google スプレッドシート を見てもらってもお判りになると思いますが、プロダクトのローンチが非常に遅いです。ちょっと残念ですが、評価は低めに見積もることにいたします。
ホワイトペーパー
1. Crypto_Ritsu 概要
名称 :りつ@メンヘラ情弱コイナー
内容量 :52kg
原産国 :日本
保存方法 :高温・多湿を避けて保存してください
お客様相談室:
2. アーキテクチャ
このドキュメントの目的は、実際のビジネスアプリケーションの解読を容易にするブロックチェーンプラットフォームのアーキテクチャと設計を概説し、伝えることです。 著者の意見では、ブロックチェーン技術の解説を簡素化する必要性が高まっています。ブロックチェーンの実装に対する分散化された単一のアプローチは、情報を保護し、ビジネスプロセスを制御するための実際のビジネスニーズと時には矛盾します。 このドキュメントでは、列挙されたブロックチェーンアーキテクチャ要素の実装を成功に導くための例を提供しています。
3. やりたいこと
- 仮想通貨について適当に情報を垂れ流す
- 美味しいお酒・ごはんとか面白い漫画とかを探し出す
- お金持ちになる!!!
4. その他
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